【プロ直伝!】アロマトリートメントでセルフケア

アロマの基礎知識

自宅でもできます!アロマトリートメント体験

「アロマテラピー基本の『き』」シリーズの中で、アロマテラピーにおける三大活用法として
「トリートメント法」という使い方をご紹介しました。

エッセンシャルオイルを専用の植物油(キャリアオイル)に希釈してマッサージオイルを作り、それを身体に塗布しながらマッサージをする「トリートメント法」は、一般的にもアロマテラピーの代表的な活用法と認識されています。

エッセンシャルオイル豊かな香りとマッサージの相乗効果により深いリラクゼーション効果をもたらすだけでなく…
美肌効果や血行促進効果、デトックス効果など、心身への良い影響が期待できるトリートメント法。

サロンに行かなければ受けられないものでは、決してありません。

当然、セラピストが施す技法によって得られる作用とは違いますが、日々の「セルフケア」に取り入れてもらうことで、十分楽しむことが可能です。

そこで今回は、当サロンのオーナー兼アロマセラピストのわたしが、皆さまに「セルフケア」によるアロマトリートメントのポイントを伝授したいと思います。

アロマトリートメントの準備

アロマトリートメントを行う時には、以下の物を準備しておくと良いでしょう。

・乾いたタオルとホットタオル
・エッセンシャルオイル
・植物油(キャリアオイル)
・ビーカー(オイルの量を量るため必要)

タオルは、トリートメント後のオイルを押さえたり拭き取ったりする時に使用します。
トリートメント後は、オイルを皮膚に残しておいた方が「経皮吸収」により成分が体内に浸透していきますので、完全に拭き取ってしまわない方がおすすめです。

トリートメントオイルの作り方

準備物が揃ったら、アロマトリートメントに使用する「トリートメントオイル」を作りましょう。

アロマテラピーに使用するエッセンシャルオイルは、自然の成分が凝縮されたものなので、原液を直接塗布することはできません。
そのため「キャリアオイル」と呼ばれる植物油に希釈します。

キャリアオイルは、アロマテラピー専門店やネットショップなどで購入することができます。
(当サロンでも受注販売しておりますので、お気軽にお問合せください。)

キャリアオイルに決められた割合でエッセンシャルオイルを希釈しますが、その割合は基本的に1%以下が目安とされています。
ただし、敏感肌の人や初めてトリートメントを受ける人などは、更に薄い0.5%以下で希釈するようにしましょう。

「たった1%⁉」と思われるかもしれませんが、これだけで十分な作用が得られるのです。

マッサージオイルの希釈濃度は下記の表を参考にしてみてくださいね。

アロマトリートメントのセルフケア

マッサージオイルの準備ができたら、身体の気になるところに優しく塗布していきます。
マッサージの手技は色々ありますが、特に決まったやり方でなくても十分効果が得られますから、ぜひ試してみてください。

こうしたセルフケアを「タッチングケア」と言いますが、タッチングケアを行う前にはいくつかの注意点があります。

・オイルを使ってケアを行う前に、パッチテストなどを実施してアレルギーの有無を確認します。
・手指の爪切りや洗浄を行い、清潔にしてからケアを始めましょう。
・いきなり強く押さえたりせず、あくまで「優しいタッチ」でケアを行いましょう。

以上のことに注意していただければ、エッセンシャルオイルの香りを楽しみながら、アロマトリートメントのセルフケアを行うことが可能です。
ぜひ挑戦してみてくださいね。

今回のまとめ

適切な準備と正しいやり方さえ理解しておけば、サロンに赴かなくてもアロマトリートメントを日常のセルフケアに取り入れることができます。

フェイシャルケアや、コリの緩和など…様々な用途に「アロマトリートメント」を活用してくださいね。

また、先ほどご紹介した「タッチングケア」については、サロンで実践している手技を伝授する1day講座もあります。
興味がある方は、お気軽にお問合せください。

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