【初心者さん必見】アロマテラピー基本の「き」①

アロマの基礎知識

アロマテラピー基本の「き」をお届けします♪

日本に「アロマテラピー」というものが入ってきたのは、今から約40年ほど前の1980年代のこと。
アロマテラピーに関する出版物が日本で販売されるようになり…
イギリス式のアロマテラピーを元にした、いわゆる「芳香浴」や「アロマトリートメント」が流行したことで、わたしたちの暮らしの中にアロマテラピーが浸透していったのです。

それから40年後の今。
日本では「アロマテラピー」イコール「香りのするオイルを使って何かする」という認識が一般的となり、安価な合成香料も「アロマオイル」として販売されている現状があります。

それは…もったいない!

と、思うのです。

なぜなら…
アロマテラピーで用いる「エッセンシャルオイル=精油(せいゆ)」には、ただ香りを楽しむだけではない無限の可能性があるからです。

そこで「アロマテラピー基本の『き』」と題して、アロマテラピーの基礎知識をシリーズでお届けしたいと思います。
最初に「アロマテラピー」を始めてみようと思った方、ぜひ役立ててくださいね。

アロマテラピーってなに?

そもそも、アロマテラピーで使うオイルを「アロマオイル」と呼び、ホームセンターや100円ショップなどでは「アロマオイル」という商品名で販売されていますが…
「アロマテラピー」って、何なのでしょうか?

アロマテラピーという言葉は「アロマ=香り・芳香」と「テラピー(セラピー)=療法」を合わせた造語で、日本語では「芳香療法」と訳します。

つまり、アロマテラピーとは…
香りを用いて心身に役立てる療法(セラピー)を行うことを「アロマテラピー」と言うのです。

アロマオイル?エッセンシャルオイル?

アロマテラピーの世界で使用するオイルは、正式には「エッセンシャルオイル」「精油(せいゆ)」と言います。

「エッセンシャルオイル=精油」は、植物の花や枝葉、果皮、樹脂などから芳香成分を抽出したもので、その中でも天然成分100%のものだけを「エッセンシャルオイル」または「精油」とします。
これを使用して私たちの心身の健康維持や美容に役立てることを「アロマテラピー」と言うのです。

一方で…「アロマオイル」という言葉になると、本来は少し広い意味で使われています。

「アロマオイル」という商品名で販売されているものには、本来のエッセンシャルオイルに合成香料やアルコールなどを加えて希釈したものも「アロマオイル」という名前で販売していることがあります。
しかし、香りを楽しむだけなら…そうしたものでも良いかも知れません。

しかし、香りを使って自身の心身のケアをしたり、何かアロマグッズを作ってみようという時には、
必ず天然成分100%の「エッセンシャルオイル」を使うようにしてほしいと思います。

エッセンシャルオイルを選ぶには?

では実際に、間違いなく「エッセンシャルオイル」を選ぶには、何をチェックして選ぶと良いのでしょうか?

天然成分100%のエッセンシャルオイルを購入したい時には、ラベルを見て以下の項目の記載があるのかを確認しましょう。

・学名(ラテン語で記載)
・精油の抽出部位と抽出方法
・原材料の生産地

以上の内容が記載されているものは「エッセンシャルオイル」で間違いありません。

一方で「アロマオイル」となると、材料名の記載はあっても上のような内容は記されていません。
この違いを覚えておくと、間違えることなくエッセンシャルオイルを選ぶことができるので、ぜひ参考にしてください。

このように…アロマテラピーやアロマオイルの基礎知識を知っておくと、どちらを選んで香りを楽しめば良いかが分かりますね。

そうしたことをきちんと理解して、アロマテラピーを始める準備していきましょう。

今回のまとめ

植物から抽出した香りの良いエッセンシャルオイルは、私たちの心身の健康維持や美容に役立てるために、神さまがわたしたちに与えてくれた「ギフト」です。

アロマテラピーに関する基礎知識を深めて、わたしたちの生活に取り入れていきたいものですね。

次回からは…
「癒し」や「美容促進」などに用いる方法だけではなく、セルフケアやホームケアなどに用いる方法もご紹介していきます。

色々な形でのアロマテラピー活用法をマスターして「香り溢れる暮らし」を楽しんでみてくださいね。

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