まだまだあるよ!アロマテラピー活用法

「アロマテラピー基本の『き』」シリーズをご訪問いただき、ありがとうございます。
前回に引き続き、今回も「アロマテラピー活用法」のお話です。
アロマテラピー三大活用法である「芳香浴」「沐浴」「トリートメント」の3つをご紹介しましたが…
アロマテラピーを活用する方法は、まだまだたくさんあります!
今回は、健康維持やセルフケア・ホームケアに活用するアロマテラピー活用法をご紹介していきます。
どこで使える?エッセンシャルオイル
前回ご紹介した「アロマテラピー三大活用法」は、どちらかというと「美容促進」や「心身の癒し」が目的の活用法でした。
それ以外に、エッセンシャルオイルはどこで使えるのでしょうか?
今回は、健康維持にセルフケア、ホームケア…と、まさに万能アイテムとしての活用法をご紹介していきます。
風邪の引き始めに…吸入法

「アロマテラピー三大活用法」以外にも、まだまだ活用法はたくさんあります。
吸入法は、エッセンシャルオイルの芳香成分を含んだ蒸気を、鼻や口から積極的に取り込む方法です。
鼻やのどなどの呼吸器へ直接作用させることができるため、鼻づまりやのどの痛みといった風邪の引き始めの不調や、花粉症の症状がつらい時などに活用することで不調を緩和することができます。
この方法は、専用のスチーマーなどがなくても大丈夫。
熱湯を入れたマグカップとアロマオイルがあれば、十分実践可能です。
マグカップに熱湯を注ぎ、そこへアロマオイルを1〜3滴ほど垂らします。
目を閉じてから蒸気に顔を近づけて、ゆっくりと深呼吸しながら蒸気を吸い込みましょう。
この蒸気を、目を閉じて顔にかかるようにすれば「フェイシャルスチーム」としても活用することができます。
いずれの場合にも、目に直接蒸気がかかると刺激が強いので、必ず目を閉じてから試してみるようにしましょう。
打ち身や肩こりに…湿布法

「湿布法」は、エッセンシャルオイルを含ませたタオルを身体にあてて、痛みやコリの症状を癒すための方法です。
基本的に…慢性の肩こりや腰痛、また生理痛などの血行促進で症状を緩和したい時には「温湿布」を。
また、捻挫や打撲などの急性のトラブルやスポーツ後のクールダウン、日焼け後のケアなどには「冷湿布」が効果的であるとされています。
湿布法は、洗面器にお湯または冷水を入れて、そこにアロマオイルを1〜3滴ほど垂らします。その洗面器でタオルを濡らして絞り、気になる場所にタオルを当ててケアしましょう。
手作り好きなあなたに…アロマクラフト

化粧水やハンドクリーム、バスソルトなど…ちょっとした手作りコスメやアロマ雑貨を作ることを「アロマクラフト」と呼びます。
アロマクラフトは、エッセンシャルオイルに対するきちんとした知識と、「基剤」と呼ばれる材料さえあれば誰でも手軽に作ってみることができます。
手作り好きな人や夏休みの自由研究に悩むお子さんなどにおすすめです。
コスメや入浴剤だけでなく、虫除けスプレーや消臭剤など…簡単に作れるクラフトもたくさんあります。
当サロンでもアロマクラフトレッスンを定期的に開催したり、リモートでも対応するなどしていますので、興味があればぜひ挑戦してみてくださいね。
ホームケアに…ハウスキーピングに活用

エッセンシャルオイルの中には、抗菌作用や殺菌作用、デオドラント作用などを持つものがたくさんあります。
そうしたエッセンシャルオイルは、ただ香りを楽しむだけでなく掃除や洗濯などにも大活躍するのです。
キッチン周りやごみ箱、玄関やトイレの気になる臭いの対策やお風呂のカビ対策、洗濯のすすぎの時の香りづけなど…エッセンシャルオイルはハウスキーピングの場面でも大変役立ちます。
拭き掃除をする時のバケツの水に、消臭作用のあるエッセンシャルオイルを数滴垂らして床拭きをするなど、気軽に試してみることができるのも良いですね。
毎日の掃除の中でも、ぜひ活用してみてください。
今回のまとめ
癒しや美容、健康維持、ちょっとしたセルフケアだけでなく、掃除や洗濯、手作り作品など…
色々なことに活用できるのが、アロマテラピー最大の魅力ともいえます。
ここにご紹介した「アロマテラピー活用法」は、今日からでも試してみることができるものばかり!
お手元にエッセンシャルオイルがあれば、ぜひチャレンジしてみてくださいね。
※アロマテラピーは、不調を治療したりすることができるものではありません。使用してみても改善が見られない場合には、速やかに医師の診断を仰ぐようにしてください。
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