アロマテラピー基本の「き」④ ~エッセンシャルオイル使用時の注意点~

アロマの基礎知識

エッセンシャルオイルの使い方や活用法を「基本のき」としてご紹介してきましたが…

使用時にはきちんと「注意点」を守ってご使用いただきたいです。

なぜなら「エッセンシャルオイル」とは、植物の中に含まれている有効成分が凝縮されている液体だからです。

天然100%だからこそ、きちんと注意して活用する必要があります。

エッセンシャルオイル使用時の注意点とは

日本最大のアロマテラピー団体である「日本アロマ環境協会(AEAJ)」が提唱しているエッセンシャルオイル使用時の注意点がいくつかあります。

当サロンでも、この団体が認定しているエッセンシャルオイルを主に使用していますので、こちらでもそれに準じた注意点をお伝えしておきます。

エッセンシャルオイル原液を直接身体に付けない

エッセンシャルオイルは、植物内に含まれている薬効のある有効成分が高濃度に凝縮したものです。

ですから、直接原液を目や皮膚に付けないようにしてください。

トリートメント法のように、直接身体に付けたい時には専用の植物油などで希釈したものを使用するようにしましょう。

また、エッセンシャルオイルの中には、たとえ希釈していても肌に塗って日光に当たると炎症やかゆみを起こす成分が含まれていることもあります。
(詳細を知りたい時には、当サロンへお問い合わせください)

そうした成分が含まれていなくても、オイルを塗って日光に当たればオイル焼けすることがありますから、注意しておいてくださいね。

自己判断で飲用しない

海外製のエッセンシャルオイルの中には、医師や専門家の監修のもと「飲用=飲むこと」ができるエッセンシャルオイルがあります。

しかし、日本国内ではエッセンシャルオイル原液を飲用することは原則禁止とされています。
ですから、決して自己判断で飲用しないようにしてください。

また、小さなお子さんやペットが間違えて飲まないように(誤飲)注意して保管しましょう。

高齢者や持病のある方・妊娠中の方・乳幼児への使用に注意する

エッセンシャルオイルは、使用する人の体調や体質によって違和感を感じることも多々あります。

また、高血圧やてんかんなどの持病を持つ人には禁忌となるエッセンシャルオイルもいくつかありますから、必要に応じて医師や専門家の指示を仰ぐようにしましょう。

心配な人は、少量を希釈して使うところから使用を始めてみてください。

芳香浴であれば、どんな人も気軽に使用を試してみることができますから、最初は少量を芳香浴で楽しむところからアロマ生活をスタートさせてくださいね。

今回のまとめ

エッセンシャルオイルを使うことが初めてだという方は、ぜひ最初にあなた自身が「一番お気に入り」だと感じる香りを見つけてみてください。

そうすることで、その香りを軸にブレンドを試しながら、あなただけの香りを手に入れることができます。

「香りのある暮らし」を持続ずるためには、今回お伝えした「注意点」を覚えておくことがとても大切です。

エッセンシャルオイルは、使う場所などを問わず楽しめる素晴らしいアイテムでもありますから、気を付けるべき注意点を守って、香りのある暮らしを楽しんでくださいね。

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